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保険代理店からIFAに転職するには?保険募集人の転職対策からおすすめの転職先まで解説

この記事で解決できるお悩み
  • 保険代理店から転職したいが、どの選択肢を見ればよいかわからない
  • 保険募集人としての経験を活かせる転職先を知りたい
  • IFAへの転職に向いている人・注意すべき点を知りたい

保険募集人、なかでも生命保険代理店で個人向け営業をしている人にとって、IFAはこれまでの経験を活かしやすい転職先のひとつです。

ただし、すべての保険募集人にIFAが合うわけではありません。IFAでは保険だけでなく、有価証券、NISA、iDeCo、相続、不動産など、顧客の資産全体に関わる知識が求められる場面が増えます。

また、IFA法人によって雇用形態、報酬体系、集客方法、提携している証券会社・保険会社が異なります。

この記事では、保険募集人が転職を考える理由、保険代理店での経験を活かせる転職先、IFAへの転職を成功させるポイント、IFA法人を選ぶときの注意点を解説します。

保険代理店での営業経験を活かしながら、金融分野でキャリアを広げたい人は参考にしてください。

目次

保険募集人が転職を考える主な理由|保険代理店の環境変化

保険募集人が転職を考える理由を説明するイメージ

保険募集人が転職を考える背景には、個人の働き方だけでなく、保険代理店を取り巻く環境の変化があります。

生命保険市場は単純に「縮小している」とは言い切れません。生命保険協会の「生命保険の動向(2025年版)」では、2024年度末の個人保険の保有契約件数は1億9,530万件で17年連続増加しています。一方で、保有契約高は778兆9,902億円で前年度比98.5%となっており、死亡保障を抑えて医療保障を充実させる傾向が見られます。

つまり、保険そのものの需要がなくなっているというより、顧客が求める保障内容、販売チャネル、営業に求められる品質が変化していると考える方が現実的です。

生命保険代理店を取り巻く主な変化
  • 人口減少・世帯構造の変化
    将来的な顧客基盤や保障ニーズが変わりやすい
  • NISA・iDeCoなど資産形成制度の浸透
    「保険で貯める」以外の選択肢と比較されやすい
  • 販売チャネルの多様化
    ネット完結型保険、来店型保険ショップ、銀行窓販、証券会社、IFA法人など比較対象が増えている
  • 顧客本位・比較推奨・手数料への監督強化
    販売実績だけでなく、説明品質やコンプライアンス対応も重視される

保険営業はもともと成果へのプレッシャーが大きい仕事です。そこに販売競争の激化、休日対応、見込み客開拓、商品比較への対応、コンプライアンス負担が重なると、「このまま同じ働き方を続けられるのか」と不安を感じる人もいるでしょう。

東京商工リサーチが2023年7月に公表したデータでは、2023年上半期の「保険代理業」の倒産は16件で、前年同期の2.6倍でした。この数字だけで業界全体を判断するのは避けるべきですが、保険代理店に転職する場合も、経営基盤や営業方針を確認する必要があります。

転職を考えるときは、「保険営業がつらいから辞める」だけでなく、「保険募集人として培った経験を、どの分野で活かすか」を整理することが大切です。

保険募集人の転職実態|年齢よりも実績の伝え方が重要

保険募集人の転職実態と年齢別ポイントを説明するイメージ

保険募集人が転職を考えるとき、「何歳までなら転職できるのか」「保険営業の経験は他業界でも評価されるのか」と不安になる人は多いでしょう。

結論として、保険募集人の経験は、営業職や金融関連職では評価されやすい経験です。ただし、年齢や転職先によって見られるポイントは変わります。

年齢別に見られやすいポイント

転職では「何歳だから有利・不利」と単純に決まるわけではありません。採用側が見ているのは、年齢に応じた経験の深さ、実績の再現性、転職理由の納得感です。

年代見られやすい点準備したいこと
20代前半成長意欲、基礎的な営業経験、転職理由短期離職に見えないよう、転職理由と今後の方向性を整理する
20代後半〜30代営業実績、顧客対応力、専門性、異業界への適応力契約件数や売上だけでなく、提案プロセスや顧客層を説明する
40代以降マネジメント経験、顧客基盤、専門知識、即戦力性管理職経験、法人営業経験、顧客開拓方法などを具体化する

20代後半から30代は、保険営業で一定の実績がありつつ、新しい分野への吸収力も評価されやすい時期です。一方、40代以降でも、顧客基盤や法人営業経験、マネジメント経験があれば、転職先の選択肢はあります。

大切なのは、「保険を売っていた」ではなく、「どのような顧客に、どのような課題をヒアリングし、どのような提案で契約につなげたのか」を伝えられることです。

保険募集人の転職における市場価値

保険募集人の経験は、営業職や金融サービスの転職で評価されやすい要素があります。

保険営業では、顧客の家族構成、収入、資産、将来の不安、教育費、老後資金、相続などをヒアリングします。これは、単に商品を説明する仕事ではなく、顧客の状況を整理して、必要な保障や資金計画を提案する仕事です。

そのため、以下のような経験は転職時のアピール材料になります。

  • 目標達成に向けて行動した経験
    見込み客開拓、紹介獲得、継続訪問、提案数の管理など
  • 顧客の本音を引き出すヒアリング力
    家計、家族、将来不安など話しにくいテーマを扱った経験
  • 難しい制度をわかりやすく説明する力
    社会保障、税金、相続、年金、保険商品などを顧客に説明した経験
  • 契約後のフォロー経験
    保全、見直し、ライフイベントに応じた再提案など

とくにIFAへの転職では、ライフプランをもとに顧客へ提案してきた経験が活かしやすいでしょう。

保険募集人から検討しやすい転職先

保険募集人の転職先としては、同業の保険代理店、人材派遣会社、不動産会社、IFA法人などが候補になります。

それぞれ活かせる経験と注意点が異なるため、まずは比較して確認しましょう。

転職先活かせる経験注意点
保険代理店保険知識、募集経験、顧客対応営業方針、手数料体系、コンプライアンス体制を確認する
人材派遣会社ヒアリング力、法人対応、調整力金融知識を直接活かしにくく、営業ノルマもある
不動産会社個人営業、資金計画、ライフプラン相談休日対応や契約事務が多く、業務負荷を確認したい
IFA法人ライフプラン提案、金融知識、顧客フォロー証券知識、雇用形態、収入構造、提携先の確認が必要

保険代理店(同業他社)

同業他社である保険代理店への転職は、これまでの保険知識や募集経験をそのまま使いやすい選択肢です。

ただし、「同じ業界だから安心」とは限りません。転職先を選ぶときは、取扱保険会社の数、顧客層、営業方針、手数料への考え方、コンプライアンス体制、教育体制を確認しましょう。

とくに乗合代理店では、顧客の意向に沿った比較推奨が重要です。転職先の営業方針が自分の価値観と合わなければ、転職後も同じ悩みを抱える可能性があります。

人材派遣会社

保険営業で培ったヒアリング力や調整力は、人材派遣会社の営業でも活かせます。

人材派遣の営業では、企業の採用課題を聞き、必要な人材要件を整理し、派遣スタッフとのマッチングを行います。法人と個人の双方を調整する点では、保険営業と共通する部分があります。

一方で、金融知識を直接活かせる場面は限られます。営業ノルマ、派遣スタッフのフォロー、企業からのクレーム対応などもあるため、働き方や担当範囲を確認しておく必要があります。

不動産会社

不動産会社の営業職も、保険募集人の転職先として検討されやすい選択肢です。

住宅購入、住宅ローン、相続、資産形成など、不動産は顧客のライフプランと深く関わります。そのため、顧客の将来設計を聞きながら提案してきた経験は活かしやすいでしょう。

ただし、個人向け不動産営業では土日祝の対応が多く、契約書類や登記関連の事務も発生します。収入面だけでなく、勤務時間、休日、残業、資格取得の必要性も確認しましょう。

IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)

IFAは、金融商品仲介業者として、証券会社や登録金融機関の委託を受け、有価証券の売買の媒介などを行う仕事です。

保険代理店の営業と同じく、顧客のライフプランや将来の不安を聞き、その人に合う提案を行う点に共通点があります。

一方で、IFAでは投資信託、株式、債券、NISA、iDeCoなど、資産運用に関する知識が求められます。2024年からのNISAでは、年間投資枠が最大360万円、非課税保有限度額が最大1,800万円となり、資産運用への関心は高まりやすい環境です。

保険募集人としての経験を活かしながら、顧客の保障だけでなく資産形成・資産運用まで支援したい人にとって、IFAは有力な転職先といえるでしょう。

保険代理店からの転職で活かせる能力|保険募集人の強みを整理

保険代理店で得た知識や営業経験を整理するイメージ

転職活動では、保険代理店での経験をそのまま並べるだけでは不十分です。

採用担当者が知りたいのは、「その経験が転職先でどう役立つのか」です。資格、営業実績、顧客対応経験を、応募先の業務に結びつけて説明しましょう。

保険営業での知識と資格

生命保険の提案では、保険商品だけでなく、社会保障、年金、税金、相続、教育資金、老後資金などの知識が必要になります。

FP関連資格を持っている場合は、資格名だけでなく、実務でどのように使ったかを説明しましょう。※FP関連資格:ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP、CFPなど

たとえば、顧客の家計状況をもとに必要保障額を計算した経験、老後資金の不足額を整理した経験、相続や贈与の基本を説明した経験などは、金融分野の転職で評価されやすい内容です。

IFAを目指す場合は、証券外務員資格が求められる求人もあります。すでに取得している資格だけでなく、証券外務員や資産運用に関する学習状況も整理しておくとよいでしょう。

個人顧客への営業経験

個人顧客への営業経験は、保険募集人の大きな強みです。

保険の提案では、顧客の収入、家族構成、健康状態、将来の希望、不安などを聞き取る必要があります。これは、単なる商品説明ではなく、顧客との信頼関係をつくる仕事です。

職務経歴書や面接では、次のように具体化すると伝わりやすくなります。

  • どのような顧客層を担当していたか
  • 顧客のどのような課題を聞き取ったか
  • どのような比較・説明をして提案したか
  • 契約後にどのようなフォローをしたか
  • 失敗から何を学び、次の提案にどう活かしたか

成功体験だけでなく、失敗から学んだことを話せると、営業経験の深さが伝わります。

法人営業の経験

企業型保険、福利厚生制度、経営者向け保険などで法人営業を担当した経験があれば、保険業界以外でも評価されやすくなります。

法人営業では、担当者、決裁者、経営者、経理部門など、複数の関係者に説明しながら契約を進める必要があります。個人営業よりも意思決定のプロセスが複雑で、提案資料や比較検討の質も求められます。

法人営業経験がある場合は、契約金額や件数だけでなく、提案先の業種、提案の目的、関係者への説明方法、競合との比較、契約までの期間を整理しておくとよいでしょう。

個人営業と法人営業の両方を経験している人は、転職先の選択肢が広がりやすくなります。

保険代理店からIFAへの転職を成功させるためのポイント

保険代理店からIFAへの転職準備を進めるイメージ

保険代理店の営業とIFAは、顧客のライフプランを聞き、将来の不安や希望に合わせて提案する点で共通しています。

一方で、IFAでは保険だけでなく、有価証券や資産運用に関する知識が必要です。面接では、保険営業で培った経験に加えて、資産運用への理解や学習意欲も伝えましょう。

ライフプランのヒアリング能力

保険営業では、顧客のライフプランを聞くことから提案が始まります。IFAも同様に、顧客の目的、資産状況、家族構成、リスク許容度、将来の資金需要を把握したうえで提案します。

面接では、「どのような質問で顧客の本音を引き出していたか」「家族構成や将来の希望をどのように整理していたか」「顧客が言語化できていない不安をどう把握したか」を具体的に話しましょう。

保険募集人として顧客の人生に関わる提案をしてきた経験は、IFAでも活かしやすい強みです。

顧客課題から契約につなげるまでのスキル

顧客の課題を把握できても、それを提案に落とし込み、納得してもらえなければ契約にはつながりません。

保険営業では、複数の商品を比較しながら、保障内容、保険料、払込期間、解約返戻金、注意点などを説明してきた人も多いでしょう。

IFAでも、金融商品の特徴やリスク、費用、運用期間、顧客に合う理由を説明する必要があります。保険提案で培った「比較して説明する力」は、資産運用提案でも活かせます。

面接では、顧客課題の把握、提案内容、顧客が迷った点、契約につながった理由を一連の流れで説明しましょう。

資産運用の基礎理解

生命保険代理店で働いていた場合、変額保険や外貨建保険などを扱っていなければ、資産運用の知識に不安があるかもしれません。

IFAを目指すなら、少なくとも以下の項目は整理しておきましょう。

  • NISAの基本
    2024年以降は年間投資枠が最大360万円、非課税保有限度額が最大1,800万円
  • iDeCoの基本
    老後資金づくりを目的とした私的年金制度。掛金上限は職業や企業年金の有無で異なる
  • 金融商品の基礎
    投資信託、株式、債券、外貨建て商品などの特徴と主なリスク
  • 保険と投資の違い
    保障、資産形成、流動性、費用、リスクの違いを説明できるようにする

自身でNISAやiDeCoを利用している場合は、その経験を話すのも有効です。ただし、自分の運用方法を正解として語るのではなく、制度を理解し、顧客ごとに合う選択肢を考える姿勢を伝えましょう。

新たな分野への吸収力

IFAへの転職後は、証券知識、商品知識、社内ルール、コンプライアンス、提携証券会社のシステムなど、覚えることが多くあります。

面接では、「吸収力があります」と言うだけでなく、これまで短期間で新しい知識や仕組みを身につけた経験を話すと伝わりやすくなります。

吸収力を伝えるときの具体例
  • 全体像を先に把握する
    細かい知識に入る前に、制度や業務の流れを理解する
  • 関連する知識をつなげて整理する
    保険、税金、年金、投資などを顧客視点で整理する
  • 疑問点をすぐ確認する
    わからないことを放置せず、調べる・質問する習慣がある
  • 学んだことを実務で試す
    知識を覚えるだけでなく、提案や顧客対応に落とし込む
回答例

前職で新しい顧客管理システムが導入された際、まず業務で必ず使う機能を洗い出し、日々の営業活動に必要な流れから覚えました。その後、周辺機能や既存業務との違いを整理し、導入後すぐに商談管理や保全対応で使える状態にしました。IFAでも、まず業務全体の流れを理解し、必要な知識を実務に結びつけて吸収していきたいと考えています。

「IFA」という仕事に対する理解

IFAへの転職では、「なぜ保険代理店ではなくIFAなのか」を聞かれる可能性があります。

IFAは、証券会社や登録金融機関の委託を受け、顧客に金融商品の提案や取引の媒介を行う立場です。顧客の資産は基本的に証券会社などで管理され、IFA法人が直接金銭や有価証券を預かるわけではありません。

また、IFA法人ごとに提携先や取扱商品、報酬体系、営業方針は異なります。面接前には、応募先の提携証券会社、取扱保険会社、顧客層、雇用形態を確認しましょう。

回答例

IFAは、お客様のライフプランをもとに、保険だけでなく有価証券や資産形成の選択肢も含めて支援できる仕事だと理解しています。前職では保障を中心にお客様を支援してきましたが、今後は老後資金や資産運用、相続も含めて、より幅広くお客様の意思決定を支えたいと考えています。

自分の成長だけを強調するのではなく、「顧客にどのような価値を提供したいのか」まで伝えると、仕事への理解が深まって見えます。

転職後のビジネスプランの提示

IFA法人の面接では、転職後にどのように顧客を増やし、どのように提案していくかを聞かれることがあります。

たとえば、保険営業で築いた顧客対応力を活かし、セミナー後の個別相談でどのようにヒアリングするか、既存顧客のフォローをどのように継続するか、NISAや老後資金相談をどのように提案につなげるかを考えておきましょう。

ビジネスプランは完璧である必要はありません。ただし、根拠のない売上目標だけを示すのではなく、顧客層、接点づくり、初回面談、提案、フォローまでの流れを仮説として説明できることが大切です。

採用担当者には、転職後に主体的に動ける人材かどうかが伝わります。

エージェントの利用

保険代理店で働きながら転職活動を進める場合、転職エージェントの利用も選択肢になります。

エージェントは、求人紹介だけでなく、職務経歴書の整理、面接対策、企業ごとの選考情報の提供などを行います。IFAへの転職を目指すなら、金融業界やIFA法人に詳しいエージェントの方が、雇用形態や報酬体系の違いも相談しやすいでしょう。

一般的な人材紹介サービスでは、採用企業側が紹介手数料を負担するため、転職希望者は無料で利用できることが多いです。ただし、登録前に費用の有無、個人情報の取り扱い、紹介可能な求人の領域を確認しておくと安心です。

保険募集人が確認したいIFA法人の選び方と2社の特徴

IFA法人の選び方と比較ポイントを説明するイメージ

金融庁の金融商品仲介業者登録一覧では、2026年3月31日時点の全業者数は687業者です。ただし、この数には法人だけでなく個人も含まれるため、「IFA法人が687社ある」という意味ではありません。

選択肢が多いからこそ、IFA法人を選ぶときは、知名度や実績だけでなく、自分の働き方に合うかを確認する必要があります。

IFA法人を選ぶうえでの注意点|雇用形態と収入構造を確認する

IFA法人の働き方には、大きく分けて正社員として雇用される形態と、個人事業主として業務委託契約を結ぶ形態があります。

正社員は固定給や教育体制があるケースが多く、未経験分野に挑戦する人にとっては安心感があります。一方で、会社の営業方針や評価制度に沿って働く必要があります。

業務委託は成果に応じて報酬が増えやすい一方、固定給がない、顧客開拓が必要、経費負担があるなど、収入の変動が大きくなります。保険募集人としての顧客基盤があっても、転職先のルール上、既存顧客へのアプローチに制限がある場合もあります。

IFA法人を比較するときは、以下の項目を確認しましょう。

  • 雇用形態(正社員・契約社員・業務委託)
  • 固定給、インセンティブ、報酬率、経費負担
  • 集客方法(セミナー、紹介、自己開拓、店舗来店など)
  • 提携証券会社・取扱保険会社
  • 教育体制、資格取得支援、コンプライアンス体制
  • 転勤の有無、担当エリア、オンライン面談の可否

IFA法人例① 株式会社Fan

株式会社Fanは、金融商品仲介業を中心に、銀行代理業、生命保険・損害保険代理店、企業型確定拠出年金コンサルティングなどを行うIFA法人です。

同社は2026年2月時点で、仲介する口座数が延べ6万口座、仲介する預かり資産が5,000億円を超えたと公表しています。全国17拠点で資産運用の相談専門店「投資信託相談プラザ」を展開している点も特徴です。

会社概要と特徴

設立2008年12月25日
主な事業内容金融商品仲介業、銀行代理業、宅地建物取引業、生命保険・損害保険代理店、企業型確定拠出年金コンサルティングなど
仲介口座数延べ6万口座超(2026年2月時点)
仲介する預かり資産5,000億円超(2026年2月時点)
所属金融商品取引業者等SBI証券、楽天証券、ウェルスナビ、ソニー銀行
拠点富山本社、東京本店を含む全国17拠点

Fanの採用メッセージでは、IFA業界に多い業務委託契約ではなく正社員として雇用すること、基本的には希望のない転勤がないこと、営業員が新規開拓に追われず面談に専念できる仕組みを構築していることが説明されています。

一方で、同社は業務委託IFAも募集しています。応募時には、自分が希望する働き方が正社員なのか、業務委託なのかを必ず確認しましょう。

保険会社出身者の社員インタビューも掲載されているため、保険募集人が転職後の働き方をイメージしやすいIFA法人です。

求める人材

Fanが採用メッセージで掲げている求める人材は、以下の通りです。

  • Fanのビジョンに共感できる人
  • 思いやりをもって他者と接することができる人
  • 向上心と、知識への探究心がある人
  • お客様を第一に考え、真に必要な運用を提案できる人
  • 他者の考えや想いを聞き、本質を見極められる人
  • 社会のための取り組みに、一生懸命になれる人

保険営業で「顧客に本当に必要な提案をしたい」と考えてきた人は、志望動機と結びつけやすいでしょう。

IFA法人例② ファイナンシャルスタンダード株式会社

ファイナンシャルスタンダード株式会社は、長期の資産形成・資産運用を軸に、保険、不動産、相続対策など、顧客の資産に関する相談をワンストップでサポートするIFA法人です。

同社はゴールベースアプローチを重視しており、顧客の目標に合わせて長期的な資産運用を支援する方針を掲げています。

2026年1月には、仲介する預り資産残高が3,000億円を突破したと発表しています。顧客数は2025年12月末時点で9,739人です。

会社概要と特徴

設立2012年10月
主な事業内容金融商品仲介業、投資助言・代理業、生命保険代理店、不動産仲介業、資産形成・資産運用コンサルティング、相続コンサルティングなど
仲介する預り資産残高3,000億円超(2026年1月14日時点)
顧客数9,739人(2025年12月末時点)
所属金融商品取引業者等楽天証券、スマートプラス
拠点東京、名古屋、大阪、福岡

ファイナンシャルスタンダードの採用情報では、保険代理店出身者のインタビューも掲載されています。保険だけでなく、顧客の資産全体をコンサルティングしたいと考える人にとって、参考になる内容です。

また、同社の求人では、証券・保険・相続対策・不動産などをワンストップで提供する仕事として、正社員のファイナンシャルアドバイザー募集が掲載されています。応募時には、雇用形態、担当顧客層、インセンティブ、休日、残業、必要資格を確認しましょう。

お客様との7つの約束

ファイナンシャルスタンダードは、顧客に対して「お客様との7つのお約束」を掲げています。

  1. 私たちはファイナンシャルアドバイザーとしての付加価値を追求します。
  2. お客様とゴール(目標)を共有したコンサルティングを提供します。
  3. FSカルテとFSカンファレンスによるコンサルティングプロセスを実現します。
  4. お客様がアセットマネジメント(資産運用)をライフスタイルの一部にできるよう創意工夫します。
  5. 資産の包括的なアドバイスの実現を目指します。
  6. プロとして学び続け進化し続けます。
  7. 人にフォーカスした会社運営を目指します。
  • FSカルテ:顧客ヒアリングの結果をまとめた情報
  • FSカンファレンス:顧客担当者だけではなくチームで議論し、提案内容を精査する社内会議

保険募集人として、顧客に長く伴走する提案をしたい人は、この方針に共感できるかを確認しておきましょう。

保険代理店からIFAへの転職はアドバイザーナビに相談しよう

保険代理店からIFAへの転職相談を行うイメージ

この記事では、生命保険代理店に勤める保険募集人に向けて、転職理由、活かせる経験、転職先の候補、IFAへの転職を成功させるポイントを解説しました。

IFAは、保険募集人の経験を活かしながら、顧客の保障だけでなく資産形成・資産運用まで支援できる仕事です。

一方で、IFA法人によって雇用形態、収入構造、提携先、教育体制、集客方法は大きく異なります。知名度や実績だけで選ぶのではなく、自分の経験や希望する働き方に合うかを確認することが重要です。

多くのIFA法人から自分に合う会社を見つけられるか不安な場合は、弊社アドバイザーナビに相談してください。

弊社は金融分野に特化した転職エージェントであり、IFA法人への転職支援にも対応しています。

また、弊社代表をはじめ多くのスタッフが金融業界の出身者です。保険代理店で働く人の悩みや不安を理解したうえで、転職先選び、職務経歴書、面接対策までサポートします。

保険募集人としての経験を活かし、IFAとしてキャリアを広げたい人は、まずは相談してください。

出典

一般社団法人生命保険協会「生命保険の動向(2025年版)」
金融庁「2025年 保険モニタリングレポート」(公開日:2025年7月4日)
金融庁「金融商品仲介業者登録一覧(令和8年3月31日現在)」
日本証券業協会「金融商品仲介業者」
金融庁「NISAを知る:NISA特設ウェブサイト」
iDeCo公式サイト「制度改正について」
総務省統計局「人口推計(2025年(令和7年)12月報)」(公開日:2025年12月19日)
国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(令和5年推計)」(公表日:2023年4月26日)
株式会社東京商工リサーチ「『保険代理業』の倒産が過去最多ペース 2023年上半期は16件、前年の2.6倍」(公開日:2023年7月21日)
株式会社Fan「会社概要」
株式会社Fan「仲介する預かり資産が5,000億円を突破!」(公開日:2026年3月24日)
株式会社Fan「採用メッセージ」
ファイナンシャルスタンダード株式会社「会社概要」
ファイナンシャルスタンダード株式会社「企業理念」
ファイナンシャルスタンダード株式会社「採用情報」
ファイナンシャルスタンダード株式会社「仲介する預り資産3,000億円を突破!」(公開日:2026年1月26日)

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